自動車板金は見た目だけの修理ではダメ?

自動車板金というと、「傷やへこみを直して見た目を良くする作業」というイメージが強いかもしれません。

確かに見た目を整えることは大事ですが、実はそれ以上の意味があります。

例えば、自動車事故でフェンダーやドアに大きなへこみができた場合、そのままでは金属部分がむき出しになり、雨や湿気によってサビが発生します。

サビは放っておくとどんどん広がり、強度を落とす原因になります。

当店の板金作業は、まずへこんだ部分を専用の工具で元の形に近づけることから始まります。
この工程で重要なのは、見た目だけでなく骨格やパネルの形状をしっかりと復元すること。
微妙な歪みも後の塗装仕上がりや耐久性に影響します。

次に行うのが「パテ処理」。
板金で整えた後の小さな凹凸や歪みを、パテという専用の充填剤でなめらかにします。

このパテ処理が甘いと、塗装をしたときに表面の波打ちや段差が目立ってしまいます。
経験豊富な職人がパテを塗り、乾燥後に丁寧に研ぎ出すことで、まるで新車のような平滑な面を再現します。

下地処理、塗装、クリアコートまで含めた一連の流れが「本物の板金塗装」です。

和歌山市近郊で自動車板金を希望される方はお気軽にお問い合わせください。