「パテ処理って聞いたことあるけど、なんだかよく分からない…」

そんな声をお客様からよく聞きます。
でも実は、このパテ処理こそが、仕上がりを左右するといってもいいくらい大事な作業なんです。

たとえば、車をぶつけて凹ませてしまった場合、まず金属をたたいて元の形に近づける作業をします。
でもそれだけでは完全に元通りの「なめらかさ」にはなりません。
小さな凹みや歪み、金属の継ぎ目などが残ってしまうからです。

そこで活躍するのが「パテ」。
これは、粘土のような素材で、車の表面を滑らかに整えるために使います。
細かいキズやへこみを埋めて、ボディ全体が自然なラインになるように整えていくんですね。

この作業、実はとても繊細で、ただ塗って削るだけではダメ。
触っただけではわからないような凹凸まで見極めて、ペーパーで何度も何度も手作業で削りながら形を整えていきます。

そして大事なのは「見た目だけじゃない」ということ。
パテ処理が甘いと、その上に塗る塗装がうまく密着しなかったり、塗った後にムラができたり、時間が経って割れてしまうこともあります。
最終的な塗装のノリやツヤに直結する、大事な土台です。

当店はパテ処理も含め丁寧に対応します。
自動車やバイクが凹んでしまったら和歌山市の当店にお越しください。